「沖縄でルアー釣りを始めたいけど、何から揃えればいいの?」「どのルアーを買えばいい?」「どこで釣ればいいの?」
※この記事には、アフィリエイト広告(Amazon・楽天市場などの商品リンク)が含まれます。
これから沖縄でルアー釣りを始める方は、こうした疑問にぶつかるのではないでしょうか。筆者は2021年2月にルアー釣りを始めて、5年以上になります。初めてのルアー釣りでは、入門向けのタックルでイシミーバイ(カンモンハタ)が約20cm釣れました(イシミーバイは小型ハタ類の総称的な地方名で、この魚はカンモンハタです)。その後もリーフ、堤防、磯、カヤック・SUP、船と、いろいろな足場から釣りをしてきました。
この記事では、「入門タックル」「最初に使うルアー」「釣り場のタイプ」「安全とルール」を、筆者の実体験をもとにまとめました。釣果は場所・潮・時間帯で変わり、保証できるものではありません。始める順番の参考にしてください。
この記事は、沖縄でルアー釣りを始める全体像を紹介します。釣れる魚の一覧は別の記事に、ライトゲームの釣り方も別の記事にまとめています。
- 沖縄でルアー釣りを始める手順と、目的別の進み方がわかる
- 最初に使うルアーの種類(ワーム・スプーン・ミノー・シンキングペンシル)と、次のステップのメタルジグがわかる
- 入門タックルの合計は2万円前後(商品や時期で変わります。フィッシュグリップは任意で別途)
- 釣り場のタイプ、時期、安全とルールの要点がわかる
沖縄でオフショアやオカッパリからのルアーフィッシングをしています
カヤック・SUPフィッシングでのジギングやキャスティング釣行がメイン!
ウェーディングもたまにします!
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沖縄のルアー釣りとは?本土との違いと釣り場の種類
結論から言うと、沖縄のルアー釣りはサンゴ礁(リーフ)が広がる海で、足場も多様なことが特徴です。筆者が釣りをしてきた足場は、次のとおりです。
- リーフ(浅いサンゴ礁を歩いて釣る「ウェーディング」。筆者の釣行記が最も多い)
- 港・堤防(エギングの釣行記あり)
- 磯(ショアジギングの釣行記あり)
- サーフ寄りの浅場(筆者は1回のみ)
- カヤック・SUP(別ジャンル。道具と安全準備が変わります)
リーフは潮の満ち引きで、水深や歩ける範囲が大きく変わります。また、サンゴや岩が多い場所ではルアーが根がかりしやすく、ロスト(なくすこと)も起こります。この「根がかり」が、始めるときの大きなハードルだと筆者は感じています。
どんな魚が狙えるのかは、沖縄で釣れる魚を時期・釣り方別にまとめた記事でイメージしてください。
まず何を狙う?目的別の始め方(早見表)
ルアー釣りは「何を釣りたいか」で、必要な道具が変わります。この記事の入門タックル(ロッドはML、PE0.8号)で始められるのは、主にライトゲームです。ほかのジャンルは「次のステップ」として、道具が別になることが多くなります。
| ジャンル | 向く人 | この記事の入門タックルで足りる? | 詳しくは |
|---|---|---|---|
| ライトゲーム | 軽めのルアーで手軽に始めたい人 | 始められます(この記事の中心) | ライトゲームの釣り方 |
| エギング | イカを狙いたい人 | 筆者は同じ入門タックルで試した。続けるなら専用ロッドも選択肢 | 沖縄エギング入門 |
| ショアジギング | 岸から大きめの魚を狙いたい人 | 60g前後のジグは範囲外。専用タックルが向く | ショアジギング入門 |
| ライトジギング | ジグで底の魚を狙いたい人 | 専用ロッドなどが必要になるのが一般的 | ライトジギング入門 |
| カヤック・SUP | 沖のポイントを狙いたい人 | 艇や安全装備が別に必要 | カヤックフィッシングの始め方、SUPフィッシングの始め方 |
ライトゲームは、この記事の入門タックルで始められるジャンルです。デメリットは、重いルアーや大型魚には向かないことです。そのときは、表の「次のステップ」へ進みましょう。

沖縄ルアー釣り初心者の入門タックル
ここで紹介するのは、筆者が入門期に使ったロッド・リール・ラインを中心にした入門セットです。プライヤーなど一部は入門向けの一例として加えた内訳です。筆者は現在このセットを使っていません。「今も使っているおすすめ品」ではなく、初心者がそろえやすい入門向けの一例として読んでください。合計の目安は2万円前後(商品や時期で変わります。フィッシュグリップは任意で別途)です。タックルは、フィッシングギャング(チャンネル名: WILD HOOK)の動画を参考に選びました。沖縄のルアーフィッシングについて、初心者から上級者まで役に立つ情報を発信されているからです。
内訳の目安
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ロッド | シマノ 23ルアーマチック S86ML |
| リール | シマノ ネクサーブ2500S |
| PEライン | VARIVAS ハイグレードPE 0.8号 |
| リーダー | 12lb |
| ワーム | 直リグ用(エコギア グラスミノーMなど) |
| スプリットリング | 直リグ用の小物 |
| フック | 直リグ用の小物(1/0号) |
| ナス型オモリ(1号) | 直リグ用の小物 |
| プライヤー | ラインカッター付き(入門向けの一例) |
| 入門セットの合計の目安 | 2万円前後(商品や時期で変わります。各商品の価格は商品カードでご確認ください) |
フィッシュグリップ(任意): 別途約2,000〜3,900円(通販サイトの掲載価格の目安・2026年10月時点)。
- 金額は商品や時期で変わるため、表には載せていません。各商品の価格は、記事内の商品カード(Amazon・楽天市場などの表示)でご確認ください。
- 合計の「2万円前後」は、筆者が確認した各商品の価格帯をもとにした大づかみな目安です。
- ワームは、現在は10本入で約650〜800円が目安です(「購入当時1個約50円」は購入当時の価格です)。
- フィッシュグリップは、なくても釣りはできます。掲載価格には約2,000〜2,900円台と約3,500〜3,900円台の2つの価格帯があります。商品によって仕様が違うため、購入前に商品ページで耐荷重・サイズをご確認ください。
- 購入時の価格は、商品ページでご確認ください。ライフジャケットと、追加で買うルアーは含まれていません。
- 表のワームは直リグ用です。筆者が初釣行で実際に使ったのは、パワーイソメ(人工エサ)をワームのように付けた直リグで、パワーイソメは表に含まれていません。
① ロッド:シマノ 23ルアーマチック S86ML
筆者が初釣行当時に使ったのは、全長8ft6in(約2.59m)、硬さMLのスピニングロッドです。適合ルアーウェイトは6〜32g、適合ラインはPE0.6〜1.5号とされています(販売店の掲載値です。購入前にメーカー公式でご確認ください)。ジグヘッド、スプーン、ミノーなど、この記事で紹介する7〜16gのルアーは、投げられる範囲です。直リグのオモリ1号(約3.75g)は適合の下限6gより軽いですが、筆者は初釣行でこの組み合わせを使いました。
ライトゲームの記事では、ロッドの目安を5〜8ft、硬さUL〜Lとしています。このロッドは8ft6in・MLで、適合6〜32gと幅広いルアーを扱える分、硬さが違います。ライトゲームだけなら、5〜8ft・UL〜Lのほうが扱いやすい場合があります。このロッドは重いルアーも投げられる分、長さと硬さが一回り大きめです。硬さの表記(UL、L、ML、M、MH、H、XH)は、右にいくほど硬く、重いルアー向けです。ただし業界共通の規格はなく、メーカーやモデルごとに違うため、適合ルアーウェイトとラインの数値を確認してください。
筆者は購入当時、釣具店よりAmazonのほうが安かったため、このロッドをAmazonで購入しました。当時はプライム会員で、沖縄でも送料無料で届きました。送料などの条件は変わるため、購入時にご確認ください。
② リール:シマノ ネクサーブ2500S
リールは、筆者が初釣行当時に使ったネクサーブ2500Sです。ネクサーブはモデルチェンジがあり、後継の26ネクサーブにも2500Sがあります。購入前に、番手(2500S)を確認してください。
使ったあとは、真水で塩分を洗い流し、乾かして保管します。メーカーのメンテナンス手順はシマノ公式「スピニングリールの日常メンテナンス」をご覧ください。
③ ラインとリーダー:PE0.8号とリーダー12lb
メインラインは、筆者が使ったVARIVAS ハイグレードPE 0.8号です。PEラインは細くて強い反面、根ズレ(岩などに擦れること)に弱いため、先端に「リーダー」を結びます。筆者はリーダーに12lbを使いました。この組み合わせは一般的ですが、メーカーが推奨する組み合わせという意味ではありません。
PEとリーダーは「FGノット」で結ぶのが定番です。結び方は、メーカー公式のシーガーのFGノット解説が参考になります。慣れるまで練習が要るので、釣行前に家で何度か結んでおくと安心です。
④ 小物:プライヤー・直リグの部品、任意のフィッシュグリップ
プライヤーは、フックを外す・ラインを切る場面で使います。ラインカッター付きが初心者には扱いやすいでしょう。フィッシュグリップは魚をつかむ道具で、なくても釣りはできます(任意)。この記事では、SWISS+TECHのフィッシュグリップ フィッシュキャッチャーを例にしました。プライヤーとフィッシュグリップは筆者の使用品ではなく、入門向けの一例として紹介します。
初釣行で使った「直リグ」は、ナス型オモリ(1号)とフック(1/0号)、スプリットリングで作るシンプルな仕掛けです(筆者の例)。筆者は初心者には直リグをおすすめします。ジグヘッドは、オモリとフックが一体で扱いが簡単な反面、重さを変えるには別のジグヘッドへの交換が必要です。この道具で何をどう釣るかは、沖縄ライトゲームの釣り方とリグで解説しています。
ルアーの持ち運びに使うケースの選び方は、ルアーケースのおすすめと選び方にまとめています。
沖縄で最初に使うルアーは?筆者が実際に使った5タイプ
ルアーは大きく、ワーム、スプーン、ミノー、シンキングペンシル、メタルジグ、エギに分かれます。筆者は根がかりでのロストを避けたくて、安いルアーを意識して選びました。そこでワーム、スプーン、ミノー・シンキングペンシル、メタルジグの順に紹介します。取り上げるのは、筆者が実際に使ったルアーだけです。
ルアーの重さは筆者の釣行記に書いた数値で、メーカー公式の仕様は購入前にご確認ください。入門セット(ML・PE0.8号)で釣った記録は、初釣行、エギング、ドリフトペンシルの釣行の3回だけです(初釣行の直リグ+パワーイソメと蛙スプーン、エギング、ドリフトペンシル90)。このあとに書く、ほかのルアーの釣果は、入門セットで釣れたという意味ではありません。
| タイプ | 筆者が使った例(重さ) | 向く場面 | 注意点 | ルアーの重さは入門ロッド(適合6〜32g)の範囲内? |
|---|---|---|---|---|
| ① ワーム | 直リグ、グラスミノーM+ジグヘッド(7〜10g) | 底付近をゆっくり探りたいとき | 消耗品なので数が要る | ジグヘッドは範囲内。直リグは下限未満だが筆者は初釣行で使用 |
| ② スプーン | クルセイダー(7g・10g)、蛙スプーン(9g)、アズサスプーン(9g) | ただ巻き中心。飛距離がほしいとき | 風向き・場所で反応が変わる | 範囲内 |
| ③ ミノー | ジャークソニック90(12.5g)、ヘビーミノー70S(16g) | ただ巻きやトゥイッチで探る | 横風・向かい風に弱い、遠投性の差 | 範囲内 |
| ④ シンキングペンシル | ドリフトペンシル90(15g)、ヘビーショット65S(15g) | 遠投して広く探る | 浅場は根がかりしやすい | 範囲内 |
| ⑤ メタルジグ(次のステップ) | ジグパラショート(60g)ほか | 岸から深場を狙う | 重く高価。ロストが痛い | 60g前後は範囲外。30g前後までは範囲内だが、飛距離・深場には専用タックルが向く |

① ワーム(直リグ・ジグヘッド)
最初の一つとして筆者が挙げるのは、ワーム(ソフトルアー)です。1個あたりの値段が安く、ロストしても痛手が小さいからです。筆者が購入した当時で、エコギア グラスミノーMは1個約50円、バグアンツは1個約60円でした。
初釣行では、直リグにマルキュー パワーイソメ(人工エサ)を、ワームのように付けて使いました。リーフの切れ目の砂地をゆっくり巻いて、イシミーバイ(カンモンハタ)約20cmとエソが釣れました。別の釣行では、グラスミノーMとジグヘッド(7〜10g)のただ巻きやトゥイッチ後のフォールで、クチナジ(イソフエフキ)とコクハンアラ(スジアラ類)が釣れています。デメリットは、ワームは魚に噛まれて傷むため、数を持っていく必要があることです。
筆者が使ったエコギア グラスミノーMと静ヘッドはこちら。
詳しい釣果は、グラスミノーでコクハンアラを釣った釣行記と、2回目の記録にまとめています。
② スプーン
スプーンは、金属の板を曲げた形のルアーで、基本は「ただ巻き」です。筆者は、ダイワ クルセイダー 激アツSALT(7g)で、約1時間にクチナジ約25cm、ベラ、オジサン(ヒメジの仲間)、イシミーバイの4種が釣れた日があります。蛙スプーン(9g)では、初釣行でイシミーバイが釣れ、別の釣行ではカスミアジ(約40cm)も釣れました。

一方で、クルセイダー10gは、リーフ近くの砂浜で向かい風が強く、飛ばずに反応もありませんでした。蛙スプーン7gでも、アタリのない日がありました。アズサスプーン(9g。商品名はAzusa SS9)は、イシミーバイが釣れた日が1回ある一方、別の日はアタリがありませんでした。スプーンは万能ではなく、風向きと場所に左右されます。
筆者が使っているクルセイダー、蛙スプーン、アズサスプーンはこちら。
実釣は、リーフでスプーンが活躍した釣行記と、蛙スプーンでカスミアジを釣った記録をご覧ください。
③ ミノー
ミノーは小魚の形をしたルアーです。筆者が使ったのは、水に沈むシンキングタイプのウォーターランド ジャークソニック90(12.5g)と、DUEL ハードコア ヘビーミノー70S(16g)です。ジャークソニックはトゥイッチ(小刻みに竿先を動かす)からフォール(沈める)と、ただ巻きで、クチナジとイシミーバイが計3匹釣れました。ジャークはアタリがありませんでした。デメリットは遠投性が低いことで、横風3mで約40mでした。
ヘビーミノー70Sでは、クチナジ約35cm、カスミアジ35cm、イシミーバイ約25cmが釣れています。横風・向かい風には弱いと感じています。
詳しくはジャークソニック90のレビューとヘビーミノー70Sのインプレへ。
④ シンキングペンシル
シンキングペンシルは、細長い棒のような形で、遠投しやすいルアーです。エクリプス ドリフトペンシル90(15g)は、筆者が初めて買ったシンキングペンシルで、入門セットで使いました。ストップ&ゴー(巻いて止める)のフォール中に、一投目でクチナジ約35cmが釣れました。向かい風でも約40m飛んでいます。ただ、根がかりでロストしかけたので、浅い場所ではシャロー(浅場用)タイプが向くと感じました。ドリフトペンシル75シャローは、別の日にアタリがありませんでした。
DUEL ヘビーショット65S(15g)では、冬にイシミーバイが2匹釣れました(3ヒット2キャッチ)。筆者の実感では、同じサイズ・重さ帯のルアーより、逆風でも飛ばしやすいです。ただし強風時の飛距離は30〜40mでした。水深4〜5m以上では、ただ巻きだとルアーが浮き上がるため、筆者は水深1〜2mで使っています。
ミノーやシンキングペンシルでトリプルフック(3本針)を使っていたころは、根がかりでルアーをロストすることが多くありました。フックをシングルフック(1本針)に変えたら、根がかりが減りました。
詳しくはドリフトペンシルでクチナジを釣った記録とヘビーショット65Sの使い方をご覧ください。
⑤ メタルジグ(次のステップ)
メタルジグは金属の塊のルアーで、遠投と深場の攻略に強い反面、重くて高価です。筆者は、ジグパラショート(60g)のショアジギングで、足場の高い場所からオニヒラアジ約60cmを釣りました。
60g前後は入門ロッド(適合6〜32g)の範囲外で、30g前後までの軽いジグは範囲内です。ただ、飛距離や深場の攻略には専用タックルが向くため、次のステップとしました。始めるなら、ショアジギング入門で道具を整えてからにしましょう。実釣はジグパラショートの釣行記とTGベイトのレビューにまとめています。
エギ(イカ用のルアー)は別ジャンルです。筆者は入門セットと同じタックルでエギングを試し、2回目で約500gのアオリイカが釣れました。詳しくはエギング2回目の釣行記をご覧ください。
初心者は沖縄のどこで釣る?釣り場のタイプの選び方
トラブルを避けるため、釣り場の具体名は出さず、「タイプ」で選び方を紹介します。
| タイプ | 特徴(筆者の経験) | 注意点 |
|---|---|---|
| リーフ(ウェーディング) | 筆者の釣行記が最も多い。入門セットで初釣行を迎えた | 潮の満ち込み、根がかり、危険生物 |
| 港・堤防 | エギングで釣行した | 釣り禁止・立入禁止、管理者の指示 |
| サーフ(砂浜)寄りの浅場 | 筆者の釣行は1回のみ。冬にイシミーバイが釣れた | 経験が少ないため、詳細は断定しない |
| 磯 | ショアジギングで釣行した | 足場が不安定。波・風の影響が大きい |
入門セットで釣りをするなら、初心者はリーフか港・堤防が選びやすいでしょう。ただしリーフは、潮と足場の判断が必要です。経験者と一緒に、日中の、潮位を確認して余裕を持って戻れる時間帯に、無理のない範囲で行ってください。磯とカヤック・SUPは、経験と装備が必要です。それぞれの入門記事を読んでから検討しましょう。入る前には、潮位(満潮・干潮の時刻)、風、駐車できる場所、立入禁止の有無、ゴミを持ち帰る準備を確認します。

沖に出たい方は、カヤックフィッシングの必要な道具と安全対策から確認してください。
いつ、何時に行く?時期と時間帯
結論として、時期を限定せず、潮と風が安全な日を選ぶことをおすすめします。筆者の釣行は通年ありますが、月ごとの回数が少なく、「この月が始めやすい」と言える根拠にはなりません。月ごとに筆者が釣った魚は、釣れる魚の記事にある月別カレンダーにまとめています。
時間帯は、筆者の記録に朝まずめ(日の出前後)と夕まずめ(日没前後)に釣れた例があります。ただ、リーフでは時間帯より潮位が重要です。筆者の経験では、潮が動かない時間帯はほとんど釣れませんでした。出発前に潮位表で満潮と干潮の時刻を確認し、満ち始めたら早めに戻りましょう。
筆者の初釣行の実釣
筆者のルアー釣りデビュー戦の記録です。リーフの切れ目の砂地で、直リグにパワーイソメを付けて、ゆっくり巻きました。最初は魚が掛かったような感触があっても、針に掛からない時間が続きました。似た場所を同じように攻め続けると、ヒットしました。
釣れたのは、イシミーバイ(カンモンハタ)約20cmとエソです。蛙スプーンでもイシミーバイが釣れました。

生きたエサを使わなくても、ルアーで魚が釣れるんだと驚いたのを覚えています。初心者の筆者でも初釣行で魚が釣れた、というのが事実です。ただ、同じ場所・同じタックルで釣れるとは限りません。
沖縄でルアー釣りをする時の安全とルール
釣りを始める前に、必ず読んでください。ここで書くのは基本事項で、現地の状況や管理者の指示が優先されます。
ライフジャケット
ライフジャケットは、着用を強く推奨します。リーフ、磯、堤防、カヤック・SUPのいずれでも、万一の落水に備えられます。筆者は、毎回の釣行で着用しています。
リーフの潮と天候
気象庁沖縄の資料では、干満の差は大きいところで約2mとされ、潮の満ち込みは急です(気象庁 沖縄の海の知識)。リーフの沖に出ていると、帰り道が水没することがあります。出発前に潮位と風・波の予報を確認し、気象庁の強風注意報・波浪注意報などが出ている日は見合わせましょう。
危険な生き物
沖縄には、ハブクラゲ、ヒョウモンダコ、オニダルマオコゼなどの危険な生き物がいます。時期にかかわらず注意しましょう。ダツには、筆者もSUPでリーダーを切られた経験があります。見慣れない生き物には触れないでください。
単独行動と緊急連絡
単独行動は、トラブルに気づいてもらえないリスクがあります。行き先と帰る時間を家族や友人に伝えておきましょう。海での事故や救助が必要なときは118番(海上保安庁)、状況によっては119番へ連絡します。スマートフォンは防水パックに入れて携帯してください。
釣りの場所とマナー
釣り禁止・立入禁止の場所では釣りをしません。漁港は、管理者や看板の指示に従ってください。駐車は迷惑にならない場所に停め、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
沖縄県の遊漁ルール
- 遊漁者が使える漁具・漁法は、規則で限られています。竿釣りは可です(照明は使えません)。ヘッドライトなど足元の照明の扱いは、水産課へご確認ください(沖縄県 遊漁者の漁具・漁法)。
- 造礁サンゴ類は採捕が禁止されています。サンゴの死骸(骨格)も採捕禁止とされています(原形をとどめていない砂状・れき状・石状等の死サンゴは対象外)。判断に迷う場合は、水産課にご確認ください(沖縄県 造礁サンゴ類)。
- 沖縄海区漁業調整委員会の指示7第2号により、スジアラ・コクハンアラ・オオアオノメアラ(スジアラ類)は全長40cm未満、シロクラベラ(マクブ)は全長35cm未満の採捕・所持・販売が禁止されています(遊漁者も対象。有効期間は令和7年4月1日〜令和10年3月31日)。詳しくは指示の本文をご確認ください(沖縄県 委員会指示(PDF))。
- ウミガメ類は採捕禁止とされています(沖縄県 遊漁者の漁具・漁法)。
アカジン(スジアラ)の40cmルールと釣り方は、アカジン(スジアラ)の釣り方で解説しています。
罰則や禁漁期間などの詳細は、沖縄県水産課(098-866-2300)にご確認ください。カヤック・SUPの安全は、カヤックフィッシングの安全対策で詳しく解説しています。
道具はどこで買う?実店舗とECの使い分け
店舗名は出しませんが、使い分けの考え方を書きます。ロッドやリールは、実際に握って重さを確かめられる実店舗が向いています。在庫切れや価格の比較は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECが便利です。筆者は、釣具店よりAmazonのほうが安かったため、ロッドをAmazonで購入しました。
※この記事には、アフィリエイト広告(Amazon・楽天市場などの商品リンク)が含まれます。Amazonのアソシエイトとして、沖縄ルアーフィッシング学校は適格販売により収入を得ています。
価格は変動するため、購入時は各商品ページの価格をご確認ください。道具が変わるジャンルの揃え方は、沖縄ショアジギングの始め方が参考になります。
よくある質問
Q. ルアー釣りは初心者でも釣れますか?
A. 筆者は、初釣行でイシミーバイが釣れました。ただ、釣果は場所・潮・時間帯で変わるため、釣れる保証はありません。筆者も、アタリのない日は何度もありました。
Q. 最初に買うルアーは何個ですか?
A. 筆者の見立てでは、ワーム、スプーン、ミノーかシンキングペンシルを各タイプ1つずつから始めると、使い分けを体験できます。個数に決まりはありません。
Q. ロストが怖いです。安く始める方法は?
A. 筆者は初釣行で、直リグとパワーイソメを使いました。その後は、購入当時で1個約50円のグラスミノーMなど、安価なワームも使いました。ロストしても痛手が小さいからです。ミノーやシンキングペンシルは、トリプルフックをシングルフックに変えたら、根がかりが減りました。
Q. 2万円前後(フィッシュグリップは別途)で足りますか?
A. 入門タックルの合計は2万円前後(商品や時期で変わります。フィッシュグリップは任意で別途)で、ロッド、リール、ライン、小物、直リグ用のワームを含みます。ライフジャケットと、追加のルアーは含まれません。予算に余裕を持ってください。メタルジグは60g前後だと入門ロッドの範囲外で、30g前後までは範囲内です。
まとめ
- 沖縄でルアー釣りを始める手順は、入門タックルをそろえ、最初のルアーを選び、安全な釣り場で釣ること
- 最初に使うルアーは、ワーム、スプーン、ミノー・シンキングペンシルの順。メタルジグは次のステップ
- 入門タックルの合計は2万円前後(商品や時期で変わります。フィッシュグリップは任意で別途。ライフジャケットの費用は含まれません)
- 釣り場はタイプで選び、潮・風・立入禁止を出発前に確認する
- 安全面は、ライフジャケット着用を強く推奨。緊急時は118番
ルアー釣りは、少ない道具で始められるのが魅力です。まずは安全を最優先に、ひとつのルアーから試してみてください。沖縄でルアー釣りに挑戦してみませんか?
次のステップには、エギング、ショアジギング、ライトジギング、カヤック、SUPの専門記事があります。



















