沖縄ルアーフィッシング学校の釣りシーサー(@lurefishing_oki)です。
ヘビーショット65Sの使い方やアクション、実際に使ってみた感想について説明します!
デュエル ハードコア ヘビーショットは、釣れると評判で人気のあるルアー(シンキングペンシル)!
主にシーバス狙いで全国的に使われている人気ルアーですが、沖縄でも色々な魚を狙える万能のシンペンです!
磯やサーフといった飛距離が求められる釣り場で最適で、沖縄ではガーラ(オニヒラアジ・カスミアジ)狙いに使っている人が多い印象です。筆者の釣り仲間はヘビーショットで何匹ものオニヒラアジを釣っています。
沖縄県外でも、ヒラメ、青物、シーバス、ヒラスズキまで何でも釣れるので人気があります。
実際、私もリーフでのルアーフィッシングでヘビーショットを使って釣果を出しており、お気に入りのルアーの一つです。
この記事では、ヘビーショット65Sの特徴、使い方やアクション、メリット・デメリット、実際に使ってみた感想を説明します!
- ヘビーショット65Sを買おうか迷っている人
- ルアーフィッシング初心者でも簡単に釣れるルアーを探している人
- ヘビーショットは、遠投性に優れたリップ付きヘビーシンキングペンシル!
- 極小リップがしっかり水を掴んで、水面直下のハイスピードリトリーブができる!
- 前進しながらのローリングフォールで魚を誘う!
- 沖縄ではリーフでのルアーフィッシングで幅広い魚が狙える!
- 日本本土ではジグを見切ってくる青物、シーバス、ヒラメを狙うときにおすすめのルアー。
このブログでは、実際に使って釣れたおすすめの道具やルアーを正直にお伝えしているので、ルアー釣り初心者や釣果に悩んでいる人はぜひ参考にして下さい。
ルアーフィッシング全般やります!
ウェーディングやSUPフィッシングの釣行がメイン!
ショアジギングやエギングもたまにします!
ヘビーショットの特徴
ハードコア ヘビーショット(S)は、ぶっちぎりの遠投性能を誇り、簡単操作のリップ付きヘビーシンキングペンシル!
ヒラメやシーバスなどの魚種を得意とするルアーですが、沖縄でも色々な魚が釣れます。
自然な泳ぎであらゆる巻き速度に対応でき、極小リップがしっかり水を掴んで、水面直下のハイスピードリトリーブもできます!
逆風でも負けない圧倒的な遠投性能を持っているので、同サイズのルアーでは届かないところでもヘビーショットなら届きます!
①極小リップがしっかり水を掴む
ヘビーショットはシンキングペンシルではあるものの、極小のリップがついています。
この極小リップがしっかり水を掴むので、ハイスピードでリールを巻いてもルアーが浮き上がらずに水面直下をリトリーブすることが可能になっています。
そのため、狙ったレンジを泳がすことができます。
②前進しながらのローリングフォール
ヘビーショットはルアーが前進する時にローリングフォールします。
この動きが魚のバイトを誘発して釣れる確率がUPします。実際に、フォール中に喰ってきた経験が多くあります。
③逆風でも負けない圧倒的な遠投性能。
ヘビーショットはルアーの重量があり、逆風でも負けない圧倒的な遠投性能を持っています。
逆風の中で遠くのポイントを狙う時に活躍してくれます。
ヘビーショットの種類・ラインナップ
ヘビーショットは、65mm、85mm、105mm、125mmの4サイズが展開されている。
65mm | 捕食しているベイトが小さい時に有効となるヘビーショット最小サイズ。 凪、シャローエリア、低活性時にゆったりとしたスローなアクションでバイトを誘発。 65mmの小さいボディながら#6フック搭載で、不意の大物にもしっかり対応。 |
85mm | 体高があるボディ形状で浮力を高めに設定し遊泳の安定性を向上。 低速~高速までしっかりアクションし、水平に近い遊泳姿勢でよりナチュラルに誘うことが可能。 外洋だけでなく小規模河川や港湾部での使用もお勧め。 |
105mm | ヘビーショットの基本となるサイズ。 最大飛距離は90mオーバーで、磯やサーフといった飛距離が求められる外洋の釣りに最適。 レンジキープ力に長けているので、ミノーのようにサーチベイトとしても使用可能。 |
125mm | 40gのウェイトにより強風や流れが強いエリアでもレンジキープがしやすく、 狙ったコースを思い通りにトレースすることが可能。 ベイトの大きさに合わせた攻略やマズメ、ナイトゲーム、濁りなど、 ルアーの存在をアピールしたい時に有効となるサイズで、 針はショートバイトも確実に捕らえる3フック仕様で設計。 シーバス、ヒラスズキ、ヒラメはもちろん、真鯛や青物狙いにも絶大的な効果を発揮する。 |
サイズによってカラーラインナップは異なりますが、65mmサイズは14種類のカラーがあり、ナチュラルカラー~アピールカラーまで揃っています。
モンスターショットとの違い
ヘビーショット | モンスターショット |
---|---|
・シンキングペンシル ・ナチュラルな泳ぎが特徴でスローな誘い ・ヒラメやシーバス狙い ・水深が浅い時 ・風が弱い時 ・サイズ展開:65mm,85mm,105mm,125mm | ・高比重で沈下速度が早い ・ヘビーショットよりも飛距離が出て高アピール ・青物狙い ・水深が深い時 ・風が弱い時 ・サイズ展開:80mm,95mm,110mm,125mm | ・シンキングペンシル
ヘビーショットもモンスターショットも同じシンキングペンシルになります。
ヘビーショットは、ナチュラルな泳ぎ方をするのが特徴で、モンスターショットよりスローに巻くことができます。
他方、モンスターショットは、ヘビーショットよりも高比重で沈下速度が早く、メタルジグのような使い方ができるのが特徴になります。
ヘビーショット85mmとモンスターショット80mmを比較してみると、モンスターショットの方が重いことが分かります。
モンスターショットの方がヘビーショットよりもルアーの長さが短いにも関わらず、ルアーの重さが重くなっています。
ヘビーショット85mm | モンスターショット80mm | |
重量 | 20g | 30g |
ヘビーショットの使い方・アクション
タダ巻き、ストップ&ゴー、リフト&フォールなどの基本的な動作の全てで使えるが、極小リップを活かした水面直下の早巻きアクションが得意です。
回遊魚が水面付近でベイトを捕食している場面では、早巻きのストップ&ゴーなどの緩急をつけた誘いが効果的なことがあるので、ヘビーショットはそういった場面で活躍してくれます。
早巻きで魚を寄せて、水平フォールで食わせるテクニックなどはかなり効果的で、メタルジグでは見切ってくる回遊魚にも効果大です。
また、前進しながらのローリングフォール(シミーフォール)でバイトを誘発するので、フォール時にも釣れます。
さらに、シーバス狙いで使う人は、ドリフトで流す使い方もするようです。
ヘビーショットのアクションはナチュラルさを強く意識しているのが特徴的。
ただ巻きすると、フラフラと左右にテールを振るアクションをし、また、スローな巻きでもレスポンスは良好で、底物狙いでも十分使えます。
これといった限定的な使い方をする必要はなく、ターゲット問わずにオールラウンドに使えるルアーです!
ヘビーショット65S 実釣
ヘビーショットを使った実釣ではクチナジやイシミーバイが釣れました。
釣れたアクションは、「ただ巻き」や「フォール」!
キャッチコピーのとおり遠投性能に優れており、無風の状況では60mほど飛ばして遠くのポイントの魚を狙うことができました。
また、ルアーのリップが水を掴むことで、足場の高い釣り場で早巻きしても水面直下を引いてくることができました。
ヘビーショット65Sを使った時の釣り場の水深は1m~2mでしたが、風の影響を受けにくいコンディションであれば、水深5mまでのポイントでも使えると思います。
狙う水深が4~5m以上になってくると、ただ巻きすると浮き上がってしまうので、深い場所を探りたい時は、小刻みにフォールを入れてレンジを調整して使った方が良いと感じました。
フックサイズは#6なので、タマン(和名:ハマフエフキ)やオニヒラアジ等のガーラ系が掛かっても耐えられるフックが搭載されています!
ヘビーショット65S レビュー
ヘビーショットの実釣を踏まえた上で、ヘビーショット65Sのメリット・デメリットを正直にレビューします。
結論から言うと、ヘビーショットは筆者の主観的にデメリットに感じる点はあるものの、結論として良いルアーであり今後も使っていきたいルアーの一つです。
メリット | デメリット |
---|---|
遠投性が高い リップ付きで浮き上がりにくい | 横風・向かい風に弱い |
メリット①:遠投性が高い
「ぶっちぎりの遠投性能」というキャッチコピーのとおり、無風や追い風の時はヘビーショット65mm(15g)でも60mほど飛ばすことができ、飛行姿勢は安定していると感じました。
65mmのぶっ飛びシンペンにはダイワの「スイッチヒッター」シリーズもありますが、ヘビーショットのほうが若干自重が重いです。
公式の飛距離はどちらも65m前後なので、飛距離では同等のぶっ飛び感が期待できます。
メリット②:リップ付きで浮き上がりにくい
リップが付いていることでルアーが浮き上がりにくくなっているので、水面下20cmくらいを引いてくる時や、ウェイトを生かしてもう少し深いレンジを刻むことが容易になります。
特に流れの早い日はルアーが浮き上がりすぎてしまうんですが、リップがあることで踏ん張ってくれます。
また、少し足場が高い場所などでも浮き上がりにくく使い勝手が良いです。
ただし、早巻きしすぎするとバランスが崩れるので、リップがあるからと言って完全に水面から飛び出さないというわけではないので注意。
デメリット:横風・向かい風に弱い
ヘビーショットは重心が真ん中にあるセンターバランスのシンキングペンシルなので、横風や向かい風に弱いです。
風が吹くと飛行姿勢が乱れやすく、ルアーがグルグル回転すると飛距離が低下します。
強風時は30m~40m程度の飛距離になることが多いので、横風や向かい風の状況で遠投が必要な場面では、後方重心の他のシンペンを使った方が良いと思います。
まとめ
この記事では、ヘビーショットの特徴、使い方、アクション、実際に使ってみた感想について説明しました!
オールラウンドに使えるルアーですが、特に遠投が必要な釣り場や足場が高い釣り場で非常に使い勝手が良いルアーです。
また、回遊魚狙いの時にも早巻きアクションで回遊魚にアピールして喰わせることができます。
オールラウンドに様々な釣り場で使えるルアーなので、タックルボックスに1本入れておいて損はありません!
私はタックルボックスに常に2本入れています。
不意に遠くの場所でナブラが発生して遠投が必要になった時は、ヘビーショットをナブラの近くまで飛ばすことができてターゲットへアプローチしてくれます。
この記事を読んでヘビーショットが気になった方はぜひ1本買ってみて下さい!
- ヘビーショットは、遠投性に優れたリップ付きヘビーシンキングペンシル!
- 極小リップがしっかり水を掴んで、水面直下のハイスピードリトリーブができる!
- 前進しながらのローリングフォールで魚を誘う!
- 沖縄ではリーフでのルアーフィッシングで幅広い魚が狙える!
- リーフフィッシング以外でも堤防からのオニヒラアジ狙いにも有効!
- 日本本土ではジグを見切ってくる青物、シーバス、ヒラメを狙うときにおすすめのルアー。